【見附】道の駅パティオにいがた~道の駅から始まるお散歩~

突然ですが、休日はなにをして過ごしますか?家でゴロゴロしたり、ショッピングを楽しんだり、中には旅行をして過ごすなんて人も少なくはないんじゃないでしょうか。一口に旅行と言っても、大小さまざまな旅行があります。そんな中でも私の好きな旅行は、ふらっとどこかの土地を訪れて、その土地の雰囲気を楽しみつつ行き当たりばったりに過ごしてみる、なんてお散歩的な旅行だったりします。

そんな時にちょっと困るのが、まず初めの一歩をどこに置こうかという問題。実際に何かをしようと思った時には最初のきっかけをどこに置くか、別にどこに置いてもいいのに、どこに置こうかなんて意外と悩んだりしますよね。

そこで、今回は道の駅に行ってきましたよって話です。


ご存じの人も少なくないのではないだろうか。今回は、「道の駅 パティオにいがた」におじゃました。

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こちらの道の駅は見附市今町に位置している。平成25年の8月にオープンした比較的新しい道の駅らしい。建物のデザインも今風で、休みの日にちょっとしたアウトドア好きの家族連れなどでにぎわいそうな雰囲気がある。実際、訪れた日もそんな雰囲気の家族連れが多く見られた。

車から降りて建物の方へと進んでいくと、まず最初にお出迎えしてくれたのはこちらのくまさん。・・・くまさん?
こちらのくまさんを今風と言ったものかどうかはちょっと判断しかねるが、楽し気な雰囲気で活気がある道の駅であることは間違いない。

さて、生鮮食品やお土産物を取り扱う販売所があるようなので、そちらを見に行ってみよう。

「風林火山・・・。」

全国を探しても、巨大な上杉謙信公の凧ににらみを利かされながらお買い物ができる場所と言うのは多くないだろう。今にも合戦が始まりそうな予感を感じつつ、いつもと一味違うヒリヒリとした空気感でお買い物を楽しむ事が出来た。品揃えも地元のものを中心としたラインナップで、なかなか見ごたえがある。見附市には「見附ブランド」というものがあるらしく、数多くの見附ブランドが並んでいた。

いや、一旦ちょっと待って?巨大な上杉謙信公の凧?なにごと?

ここ、見附今町は、「見附今町・長岡中之島大凧合戦」という伝統的な合戦の合戦場なのだそうだ。
実は新潟県には三大凧合戦というものがあり、新潟市と三条市でもこのような巨大な凧を上げて戦わせる伝統行事が開催されている。そして、こちらの「見附今町・長岡中之島大凧合戦」も含めて「越後の凧合戦習俗」として新潟県の無形文化財にも指定されている。
写真にもある通り、今年は6月の1日2日3日に開催するのだとか。ぜひとも見学に訪れて、記事にさせていただこうと思うので待っていてほしい。

さて、もう少し建物の中を見て回ろうとブラブラしていると、

なんとも魅力的なものが存在感を放っていた。こういうジオラマってわけもなくワクワクするよね。当然の様にボタンを押すと、今町の歴史をその位置と共に教えてくれる。著者は普段、歴史に興味を持つことのほとんどないタイプの人間である。しかし、こんな風に歴史と今の町並みをリンクさせてくれるようなきっかけがあるとグンと歴史に興味を持って、歴史と照らし合わせながら今の町を歩いてみようかな、などと簡単にワクワクしてしまう。こういったジオラマなどのものがすごいのか、著者が単純なのか。まあ、どっちもだろう。

外には、マップも用意されていた。大凧伝承館なるものもあるらしい。

建物の前まで行ってみた。今回は時間がなかったので中を見て回ることはできなかったが、こちらも後々見学させてもらおう。中をちょっと覗いてみると、職人と思われる人が凧を作っているような様子がちょっとだけ見えた。世の中には凧を作る職人というのも存在していて、その技術がここで脈々と受け継がれているのかと思うと、巨大な凧の迫力も増してくるように感じられる。

この建物から先に進んでいくと商店街があったので、ブラブラしていると素敵な出会いがあったのだが、その話はまた次回することにしよう。

道の駅に戻ると、おいしそうなソフトクリームのお店があったので迷わずいただいた。大凧を模したクッキーが刺さっていて、とても可愛らしい。
見附市諏訪乳業の牛乳を使用しているのだとか。諏訪牛乳と言えば、知っている人も多いんじゃないだろうか。スワミルクヨーカンという名の、牛乳パックに入った牛乳寒天。ヨーカンという名前だが、決して羊羹ではない。そして、ミルク感とやさしい甘みがちょうどよいバランスで、とっても美味しい。
このソフトクリームは、まさにあのミルクヨーカンの良いところがソフトクリームになっている。さっぱりとしていて、それでいてしっかりとしたミルク感があり、やさしい甘さ。個人的な話をすれば、まさに好みの味だった。これを食べるためだけにここを訪れてもよいと思う。休みの日にお外で食べるソフトクリームは、さわやかな幸せが吹き抜けていくような感じがする。

こちらは「甘味処 六」というお店で、こちらのソフトクリームをはじめ、コーヒーやあんみつなども楽しめる。中でも大凧の形を模した六角大凧焼という名のあんこやカスタードの入ったアレもおいしそうだった。(大判焼きや今川焼や回転焼きと言われている、呼び名の違いで合戦の起きてしまうアレである)
営業時間:11:00~17:00
定休日 :火曜日(12月~2月末頃までは「冬季休業」)
電話番号:070-9044-3258

今風で開放的なデザインの建物からの景色はやはり開放的で、広い芝生の広場が広がっている。テントを広げてデイキャンプを楽しむ家族連れも多く見られた。デイキャンプ用品のレンタルもあるそうなので、試しにレンタルして気軽にデイキャンプを始めてみるのもいいかもしれない。

いや、最後にこんな話するのも大変恐縮だなというか、もっとうまいこと間に挟むことはできなかったのかと我ながら思うのだけれども、どうしてもこれに触れておきたかったので。あえて触れさせてください。

めちゃくちゃ良いトイレでした・・・

いやもう、開放的すぎて外かな?みたいな。用を足してるだけなのに、「今、なんか良いことしてる気がする」みたいな。そんな気持ちにさせてくれる、とてつもなく素晴らしいトイレがそこにありました。いやほんと、冗談とかでなく、用を足すためだけにここに行ってみてもいいかもしれない。損はさせない。無料だし。


さて、そんなわけで今回は「道の駅 パティオにいがた」に行ってきました。ふらっと道の駅に行ってみて、道の駅をはじめとしてその周辺をぶらぶらと楽しむ。いきあたりばったりな休日の過ごし方もたまにはどうでしょうか。
そんな行き当たりばったりなお散歩の始まりの地に、道の駅はとってもピッタリなんです。そもそも道の駅って色々あっておもしろかったりするし、なにより基本的に道の駅には周辺の地域の紹介とかがありますからね。

そして次回は近くの商店街での素敵な出会いについてのちょっとした記事を上げたいと思います。ではまた明後日。

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この記事を書いた人

新潟県柏崎市出身・長岡市在住
大学から関東に行ってたけど、妻と犬と友達を連れて新潟に帰ってきた人
地元のいいところを発信しようとたくらんでいる

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