行列に並ぶというのは幸福度を上げるのだろうか

並ばない男、たいらです。

長岡市といえば『ラーメン王国』であるというようなテーマで何度か語ったことがあるような気はしますが、相変わらず昼時に街に出てみると、列を作っている飲食店をよく見かけるわけです。

その大半はラーメン屋さんなわけで、見かけるたびに「はぇ~、すげぇなぁ」くらいの適当な感想を抱く程度だったのですが、思えば私たいら、列に並んで飲食店に入ったことといえばハンバーグの『さわやか』くらいのもので、そういった所謂『繁盛店』とはあまり縁がなかったりします。

ただまあ実際、行列に並ばなければ食べられないようなお店にあまり出会っていないというのもあります。

強いて言えば都内に住んでいた時、永福町のほど近くに住んでいましたので、『大勝軒』があったりしましたが、他にはあまり覚えもありません。

ラーメン二郎とか、家系総本山とかそういった所が列を作っているようなイメージがありますが、悲しいかな好んだ経歴がないもので、それもあまり縁がなく・・・。

何件かあれば列を見かけるほど飲食店が盛況な地域は長岡が初めてということですね。

正直なところ、あまり列に並んでまで食べたいものを食べたい!という欲求にあまり共感できないのですが、YouTubeやらSNSを見ていると「並んだ時間がより飯を美味くする」といった意見もあって、なるほどわからんでもないような気はするわけです。

好みで言えば、あまり流行っていないような、他の客の気配をそんなに感じずに済むところでのんびり飯を食うのが好きだったりしますが、「流行ってないんだから美味しくない算段がたつ」と言われればまあ一理はあるわけです。

ただ、逆に言えば「列ができている店は美味いに決まっている」という所謂『情報食い』的な側面もあるわけで、説得力はイマイチかなとも思います。

まあ結局ジレンマの中で自分にとって都合の良い形や理屈を見つけようとしているだけなわけですが、「並んで飯を食ったらより美味い!」というのはなんとなくすごく幸福度が高い結論のような気がしたので、そんな意見も聞いてみたいなーと思った次第です。

などと言いつつも、感受性の乏しいような気がする私は、昔並んだディズニーランドのアトラクションなど思い返しながら、なんとなく及び腰になってしまう祝日の夜なのでした。

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この記事を書いた人

全国津々浦々移住を繰り返す流浪の民です。
料理家で元作曲家で元伝統工芸士等々なにやってんだかよくわからん人。

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