【柏崎】「喜兵衛」は旬のおまかせ料理を楽しめる面白いお店だった！

このセリフ、人生の中で一度は言ってみたいセリフの一つとして温めているという人、少なくないんじゃないでしょうか。

今回はそんな憧れのセリフを言うことが出来る夢のようなお店をご紹介！

温かな雰囲気の居酒屋「喜兵衛」

それがこちらの、新潟県柏崎市長崎にあります居酒屋「喜兵衛」さん。

自然に囲まれた中に佇むこちらの趣あるお店。立派な看板に導かれてお店に入っていくと、なんとも味のある空間が広がっています。

温かな恵比須顔と元気な声で大将が迎えてくれます。温かな木目調の空間の良く似合うこちらの大将が、こちらのお店で出される料理の全てを作っておられるのだそう。

メニューがない？！おまかせで楽しむお店

さて、冒頭でも言った通り、こちらのお店では「大将、おまかせで頼むよ！」が出来ます。

セリフの言い回しは人によって多少違うかもしれませんが、誰でも確実に、「おまかせで頼む」ことが出来ます。

なぜなら、「料理はおまかせ限定」だから。

こちらの喜兵衛さんでは、昨今のコロナウイルスの流行などの影響で、客足が思うように伸びない日があったりして、たくさんの食材を廃棄しなくてはならない日が続いたのだそう。

そこで、食材の廃棄がなるだけでない形で、お客さんに料理とお酒を楽しんでもらえる形として現在の「おまかせ限定」での料理提供をするようになったのだとか。

人数や値段、好みや食べられない食材などを伝えると、大将がそのお客さんに合った料理を考えて提供してくれる。

この日は4人でお店を訪れたのだが、事前に電話をすると1人1500円前後の料理を作ってくれるとのことだった。お店を訪れる時には、事前に電話すると大将もお客さんも安心だろう。

大満足の料理の数々

お通し　ゴーヤのおひたし

キリっと苦い旬のゴーヤに鰹節が良く合って美味しかった。「家の冷蔵庫にもゴーヤがあるので今度真似してみようかな。」なんて考えながらビールを飲んでいると、次の料理が。

鶏の唐揚げ

やっぱり居酒屋に行ったら唐揚げは行っときたいですよね。そんな心を読まれたのではないかと思うほどに、いいタイミングで出してくれたジュージーな唐揚げ。ビールを飲む手が止まりませんなぁ。

カッテージチーズのカプレーゼ風～たくあんを添えて～

突然出てきましたおしゃれなやつ。（料理名は著者が勝手に想像して言ってるだけです）

旬の甘くてみずみずしいトマトにカッテージチーズとたくあん、甘じょっぱい感じのソースのかかったカプレーゼ風のサラダ。これがもう完全にマリアージュしていて、口に入れた瞬間に美味しくておしゃれな、それでいてどこか懐かしい雰囲気の洪水がお口の中に溢れかえりました。（マリアージュっていまだに良く分かってないけど）

これは絶対に今度家で真似したいやつ！！

シシトウのバター醤油ソテー

こちらも旬の素材、シシトウを使ったバター醤油ソテー。上にかかった鰹節が良く効いていて、脇に添えられたすりおろし生姜をちょこっとつけて食べるともう最高。

こういうのをつまみに飲みたいんだよなぁ。

ちょっとここらで飲み物も変えてみましょうか。赤ワインのハイボール、赤ハイなんて珍しいものがあったのでいただいてみました。

甘めの赤ワインをソーダで割ってあり、ぶどうジュースの様な軽やかな飲みやすさがありつつも、ワインの味もするという感じ。

これは飲みやすすぎて調子に乗って飲み過ぎるとヤバいやつかもしれない。

そんなこんなでまた次の料理が。

納豆チーズソースで食べる栃尾の油揚げ

お馴染みの栃尾の分厚い油揚げに、納豆とチーズとマヨネーズ（？）のソースがかかったおいしいやつ。

もともと栃尾の油揚げに納豆を乗せて食べるという食べ方が好きで、家でもよくやっているのだが、「お馴染みのあの味」の進化系。単に納豆を乗せると、ブコツな美味しさと言った感じになるが、こちらはもっとフレッシュで華やかな美味しさ。

なかなかのボリュームなのに、パクパクとどんどん食べられてしまう不思議。

鶏の照り焼き～チーズを添えて～

ここでシンプルな鶏の照り焼き。これはもう間違いないやつ。ちょうど「お肉とか頬張りたいな。」くらいのタイミングでの登場です。

味は当然、皆様の想像通り美味しかったです。

トウモロコシのから揚げ

ここで登場、味が濃くてお酒が進むやつ。旬のトウモロコシを揚げて、焼きトウモロコシを彷彿とさせる甘じょっぱいタレで味付けした一品。

旬のとっても甘くてみずみずしいトウモロコシとタレの相性が抜群。この料理はトウモロコシが旬のこの時期にしか出せないのだそう。運よく食べられて良かった。

上海焼きそば

さて、おすすめコースも最後の料理となりました。最後はガッツリ、細麺の上海焼きそば。

色々と食べてきてそこそこにお腹いっぱいになったところでしたが、この細麺の焼きそばが驚くほどにお腹の中に入っていく。比較的サラっとした印象の味付けで、上に乗った玉子や野菜も相まって野菜炒めの感覚でペロリといってしまいました。

この焼きそばもタイミングが完璧すぎました。

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ここまでで一人1500円分の料理はおしまい。

・・・ちょっと待って。

このボリュームで一人1500円？ちょっとサービスし過ぎじゃない？大丈夫？とちょっとお店が心配になるレベルで大満足のおまかせコースでした。

そして、もうちょっと飲みたいなと思ったので「ちょっとつまみほしいな～。」なんて大将にお願いすると。

漬物セット

キムチとキュウリの辛子漬けとたくあんのセット。酒飲みは最終的にはこういうのをチビチビ食べながらお酒を飲みたいもんですよね。

しかもこの漬物たちの美味しいこと。これはもう明日起きたら顔がパンパンに浮腫んでいることは覚悟しよう。

そしてどうせ浮腫むならと。

〆の塩ラーメン

〆のラーメン行っちゃいましょう。実は常連さんが食べているのが見えたものですから。試しに大将に聞いてみたら作ってくれました。

海鮮の出汁に散りばめられた桜エビの香り。今ちょうど食べたい〆のラーメンが何の奇跡か目の前に出てきた幸せ。沁みる・・・。体内のアルコールが全部分解されたんじゃないかと錯覚するほどに沁みました。最高。

大将にお話しを聞いてみました！