胡椒のすゝめ

胡椒は、好きですか。
僕は、大好きです。

はい。

本日は胡椒のすゝめということで、様々な種類ありますが、それぞれの違いと、使用法をご紹介していこうと思います。

胡椒と言えば日本では最もポピュラーなスパイスで、刺激的な香りと辛味があって、振りかけるだけです料理に新しい表情を生み出してくれます。
気軽に使えることから広く普及していますが、実はスパイスの王様なんて呼ばれたりもしています。

主な種類と特徴

胡椒は、コショウ科コショウ属に属した果実を乾燥させたもので、様々な種類はあるものの、果実自体は大体同じで、乾燥方法や収穫時期によって、色、風味、辛味が違います。

1. ブラックペッパー

  • 特徴:
    • 完熟前の緑色の果実を収穫し、水で洗い、日光で乾燥させたもの。
    • 胡椒の中でも最も一般的で、スパイシーな香り and 強い辛味が特徴。

      表皮が残っていて香りが強いので、臭みが強い食材に合わせるのがおすすめです。
  • おすすめの使用例:
    • ステーキ、ハンバーグなどの肉料理に。
    • パスタ、ピザなどのイタリアン料理に。
    • スープ、シチューなどの煮込み料理に。

2. ホワイトペッパー

  • 特徴:
    • 完熟した赤い果実を収穫し、水に浸して果皮を取り除き、乾燥させたもの。
    • ブラックペッパーよりも辛味が少なく、まろやかな風味。

      クリームソースや魚料理など、素材の味を生かした料理に使いやすい。
  • おすすめの使用例:
    • クリームシチュー、ホワイトソースを使った料理に。
    • 白身魚料理、鶏肉料理に。
    • ポテトサラダ、マカロニサラダなどのサラダに。

3. グリーンペッパー

  • 特徴:
    • 完熟前の緑色の果実を塩漬けまたは酢漬けにしたもの。フリーズドライしてパウダー状にします。
    • 爽やかな香りとピリッとした辛味が特徴。
  • おすすめの使用例:
    • ステーキ、カルパッチョなどの肉料理に。
    • サラダ、マリネなどの前菜に。
    • チーズ、ワインのお供に。

      正直あまりスーパーでは見かけませんが、フレンチだとよくソースに使ったりします。
      手に入ったら試してみてください。

5. おまけ

  • テーブルコショウ
    ブラックペッパーとホワイトペッパーが合わさったもの。
    料理にかけるのがおすすめ。
  • ロングペッパー
    蔓胡椒とも呼ばれ、胡椒とは異なる植物の果実を乾燥させたもの。スパイシーな香りと強い辛味が特徴。
    実は胡椒の語源は今一般的に使われている胡椒ではなく、ロングペッパーのことだと言われていたりもします。
    エスニックな料理をちょっとこだわって作ってみたい時に使ってみると楽しいかも。
  • チリペッパー
    胡椒ではないです(知ってる)。
    辛味を求めて一緒に使われることがある。
  • ピンクペッパー
    ブラックペッパー等とは違う果実。
    ほんのりと甘があって香りも弱めで辛味はほとんどない。
    彩りを添えるスパイスとして使用されることが多く、カルパッチョやサラダ等によく使われます。

ということで、今回は胡椒について色々解説してきました。
大枠の香りや辛みにはそこまで差はないものの、意識して使い分けてみると結構変わりますから、買い物に行った際には是非意識してみてください。

粗びきかどうかで風味や辛みもずいぶんかわりますが、挽きたての香りは格別ですので、是非粒の胡椒を買って、ミルで削りかけてお試しいただきたいです。

んでは。

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