【小千谷】「ぽっぽの里」で線路の上をあるいてみた

線路の上を歩きたくて歩きたくて仕方ない、という悩みを抱えて今日も生きているみなさんに朗報。

新潟県小千谷市で線路の上を歩くことのできる公園を発見した。

それがここ、「ぽっぽの里公園」である。

実は筆者はこの駅のことは知らず、「星野屋」さんで買ったクレープと「にくいち」さんで買ったイタリアンメンチを食べる場所を探していると、この場所に行きついたのであるが。
(良く見てみると看板にも「魚沼線駅跡」と書いてあったということは、このブログを書いている今まで気が付かなかった)

公園の中に入ると、なんとも味のある橋がお出迎えしてくれた。

「公園という場所には、こういった味のあるものがあることが多いよな。」
なんてことを呑気に考えながら、女の子と男の子に体の左右を凝視されながら橋を渡ると、

味があるとかそういうレベルではないものが視界に飛び込んできた。
(よく見るとさっきの写真の端っこに写りこんではいたのだが、写真を撮った時は不思議なほどに全く気が付かなかった)

え?なに?どういうこと?なにこれ?どこに迷い込んだんだ?

なんて辺りを見回すと、ここは先ほど入った「ぽっぽの里公園」で間違いないらしい。ということは、これは公園に置いてあるオブジェ的なものということだ。

いや、おもしろ!偶然入った公園に線路あるなんてラッキーすぎるだろ!!

思わず、「線路あるなんてラッキーすぎるだろ」などという、これからの人生でもう二度と口にすることはないと思われるほどにレアな言葉まで口から出てしまう。

そして、こんな線路が目の前に現れた人間のすることは1つである。

なんかちょっと遊んでみる。

これは、一応映える写真を撮ろうと試みて何枚か撮った結果最もいい感じだった写真である。映える写真を撮ることに長けている方々は、こんなロケーションがあれば最高に映える写真を撮ることができるのだろう。
確かに線路は映えている。でも、ここに写りこんでるやつ、邪魔だな。消しゴムマジックで消してやろうかな。

とりあえずマカロンに代えておいた。

いかに写真が下手であろうとも、歴戦の車輪と線路はしっかりとカッコいいのだから恐れ入る。
大きな機械の部品というのは、それだけで心惹かれる何かがある。

もともとここが西小千谷駅のホームだったのだろう。位置関係的に考えると、今立っている場所に電車が走っていたことになる。そのせいか、このアングルはなんだか見慣れない感じがする。

当時から使われていた看板だろうか。
かつてはここに電車が走っていて、それを利用する人々はここで電車を待っては乗り降りしていたのだと考えると、時代の変遷を感じる。城跡などを見てもそれは感じるが、この場所ではもっと身近なところでの時代の移り変わり、自分が今生きている時代も過去になっていくのだな、というなんだかリアルな時代の変遷を感じるような気がする。

そんな時代の変遷を思いながら、21世紀に思いを馳せて「平和なる旅立ち」を願ったのだろうか。

過去と現在の連結部分となるべく、歴戦の電車の連結部分をオブジェとしてここに飾ることにしたのだろうかなどと考えながら、連結部分をよく見てみると、これでもかというほどに石が詰められている。子供たちが詰め込んだのだろう。
子供たちがこの公園で遊んではこの連結部分に石を詰め込んでいる様を想像すると、このオブジェを建てるとともに願った平和というのは、ここに紡がれているのだなとほっこりする。

今回は城川郵便局のすぐ横にある「ぽっぽの里公園」におじゃました。
映える写真を撮りたい方も、電車の好きな方も、公園が好きな方も、一度訪れてみてはいかがだろうか。

食べ物を食べる場所を探していたらこんな素敵な場所に出会えるなんて、これだから公園巡りは素晴らしい。
(映える写真を撮るべくまた再挑戦しに来よう)

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この記事を書いた人

新潟県柏崎市出身・長岡市在住
大学から関東に行ってたけど、妻と犬と友達を連れて新潟に帰ってきた人
地元のいいところを発信しようとたくらんでいる

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