梅雨も明けて、気が付けばもうすっかり夏ですね。夏と言えばお祭り!
新潟のお祭りと言えば・・・?
ポッポ焼きですね。
聞こえます、みなさんの「・・・まぁ、・・・うん、・・・そうかぁ?」という声が。
そうですね、まあ分からなくもないけど、多分違うとは思うなぁくらいの感じではありますね。
「新潟のお祭りと言えば
!!」って、もしかすると10人に聞いたら10人全員違う答えが返ってきそう。どこかでアンケートを取ってみても面白いかもしれませんね。余談はさておき。
「新潟のお祭りと言えばぽっぽ焼き!」と言う人は少ないけれど、「新潟のお祭りと言えばぽっぽ焼きでしょ!」と言う人がいたら「確かにそうかも?」となるくらいの立ち位置でお馴染みのぽっぽ焼き。
言い換えると、それほどに新潟県民には馴染み深い、身近なものであるということです。
あと、なんだかんだみんな好きだよね。美味しいし安いし。
新潟の縁日や出店でよく見られる細長い、もちもちとした黒糖蒸しパンのようなもの。
湯気が出る様が蒸気機関車に似ていることから、「ぽっぽ」や「蒸気パン」とも呼ばれている。
もふもふでもちもちでふんわり甘くていっぱい入っているので嬉しい。
新潟県新発田市が発祥地とされている。
そんな新潟のお祭りの名脇役の一人であるぽっぽ焼き、ちょっといつもと違う場所で出会っちゃいました。
原信のパンのコーナーに突然現れたこいつ、「ポッポ焼き風蒸しパン」だと・・・?しかも、あのヤマザキさんから出ている。
初めて見かけたので、新発売なのか?とネットで調べてみたところ、過去の記事がちょこちょこ見当たるので、ちょこちょこ売られているのだろうか?
兎にも角にも、この「ポッポ焼き風蒸しパン」の再現度によっては、もはやお祭りに行かずともポッポ焼きを楽しむことが出来るということである。
(自分で書きながらふと思ったが、果たしてお祭りの時以外にポッポ焼きを食べたいときなどあるのだろうか?)
さて、それでは革命への第一歩。
見た目、良し。
ポッポ焼きのあのブコツな長細い形を良く再現している。
昔から思っていたのだが、ベビーカステラが色んなキャラクターの形に焼き上げられている横でこいつはいつだってこの形に蒸しあげられているわけだが、ポッポ焼き的には華やかな形へのあこがれとかあったりするのだろうか。
でもやっぱり、この変わらない形がいぶし銀な感じでカッコいいし、落ち着くよね。
持ってみた感触、良し。
ポッポ焼きのあの、手に持つと少し情けない感じにフニャンとしなる感じ、そのままだ。
さわり心地、ちぎり心地、蒸しパン。
もっちりとしたさわり心地で、ちぎってみるとこれまたもっちりとした感じ。ポッポ焼きよりも水分を含んでいて、「似て・・・る・・・?・・・けど、蒸しパンだなぁ。」という感じ。
味、香り、ポッポ焼き!!!
なんとまさかの大逆転。味と香りは完全にポッポ焼きである。
ほんのりと甘く、ほんのりと黒糖の香りがするこの感じ。ほんのりとした棒状の蒸しパンとハムハムとするこの感じ。
完全にポッポ焼きである。
思わず、「完全にポッポ焼きなんか~い!!」とツッコみたくなるほどに、完全にポッポ焼きだった。
しかし、当然ながら本物のポッポ焼きと違う点がある。それも結構大きな点だ。
それは、ホカホカじゃないということ。
ということで、ラップにくるんで30秒レンジでチンしてみました。
これは良くない。
ほかほかになって、よりしっとりした感じにはなったのだが、温まったせいか飛んでしまったのか、甘みと香りを感じにくくなってしまった。
ほかほかになれば良いというものでもない。
次はちょっと分かりにくいかもしれないが、トースターで2分ほど温めてみた。
これは本当に良くない。
先ほどと同様に、甘みと香りが落ちた上に、今度はパサパサになってしまった。
流石はヤマザキさん、買ってそのままの状態で最高に美味しいように調整されていたようだ。
やりようによってはもっといい感じになったのだろうか。今回は1袋しかないのでほかの調理方法を試すことはできなかったが、今度見かけたらホカホカポッポ焼きのためにリベンジしてみるのも良いかもしれない。
みなさんも見かけたら買ってみて、気が向いたら一緒にホカホカへの道を目指しましょう。
ということで今日はこの辺で!
ばいば~い!!