ちょっと野菜の備蓄も寂しくなってきた今日この頃、近所のスーパー原信に行ってまいりまして。
噂通り値段の高騰したキャベツなどを横目に流しながら、何と無しに商品を物色していたわけです。
実はしばらく体調を崩していたのもあって、買い物自体久しぶりで色々見て回るだけでなかなか楽しい。
そんな中でふと目に付いたのがエチゴビールだ。
実は晩酌はワインや日本酒派で、ビールはあまり飲まないのだけど、これはさすがに興味がある。
どうやらこのエチゴビール、日本で初めての国内製造クラフトビールなのだそう。
ほぇ~・・・全然しらんかった
さてさて、どんなビールなんでしょうね。
期待に胸を躍らせながら、さっそく飲んでみましょう。
エチゴビール①こしひかり越後ビール
最初に頂くのはこちら!
ふむ、『こしひかり越後ビール』とな。
度数は5%のラガービールだそうな。
さてさてどんな感じだろか・・・頂きます!
そそいでみると綺麗な琥珀色。
素直に言えばよく見る感じだけど、泡はやや弱めかな?
ちょっと写真を撮るのに手間取っているうちに泡が消えてしまった・・・
(ちょっと我が家照明トラブル中)
それでは一口・・・。
んーシンプルにうまい!
のど越しはそこそこに、嚥下してすぐ喉奥に広がるさわやかな苦味。
じわじわとフルーティな香りに置き換わっていってやがて充満する。
ほどよい甘味もあって、全体的に飲みやすい印象。
ガツンとくる個性はそれほど強くないものの、ビール大好きな人から普段あまりビールを飲まない人まで広く好まれるビールだと思います。
エチゴビール⓶FLYNG IPA
おー、お次はIPAですか。
知らない人向けに簡単に解説すると、IPAは『India Pale Ale(インディア・ペールエール)』の略称で、イギリス発祥のエールタイプのビールのことです。
昔イギリスからインドへビールを輸送する際に、腐敗を防ぐために大量のホップを使用したことが由来なんだそう。
特徴としては
- 強いホップの香り・苦味
大量のホップを使用しているため、柑橘類や松脂のような強い香り、苦味がある。 - 麦芽の甘み
ホップの苦味と対照的に、麦芽の甘みもしっかりと感じられる。 - 銅色~琥珀色の外観
カラメル麦芽を使用しているため、銅色から琥珀色のような色合いをしています。 - 中~高めのアルコール度数
一般的なビールよりもアルコール度数がやや高め。
一般的なイメージとしてはこんな感じですかね。
ただ銘柄ごとのこだわりはあるもので、結構強くて苦くて甘いお酒が好きな人は苦手なイメージでしたが、最近は女性人気が高い、フルーティーさを前面に出した度数が低い物もあります。
さてさて、この子はどうでしょう。
第一印象は強そう・・・
注いでみると透明感が高い感じ。
泡も強くて、沿わせて注いだけどちょっとあふれそうになってしまった。
それでは一口・・・
くぁーパンチっ!
のど越し最高!でも苦いっ!
嚥下すると強い香りと苦味が一気に駆け抜けて、一息着くとさわやかな香りと苦味が喉奥に残る。
これは好みが分かれるビールだなぁと思いつつも、個性豊かで個人的にはとても好きです。
合わせるならそうだなぁ…アボカドとか良いかも。
ひとまずつまみに枝豆とカルパスを出してみましたけど、もう少し工夫する必要がありそうです。
エチゴビール③のんびりふんわり白ビール
さて、本日のラストはこちら『のんびりふんわり白ビール』。
その名の通りおだやかなテイストのパッケージ。
注いでみると白く濁ったまさに『白ビール』。
泡立ちはふわっとなめらか。
先ほどまでのビールとはまた違う気配に期待が膨らみます。
それでは早速・・・
うん、面白い!
口に入れた瞬間から広がるフルーティな味わい。
豊かな甘味が広がり、嚥下してからようやく気付くようなほんのりとした苦味。
ビールを飲んでいるというより、ビールベースのカクテルを飲んでいるのかと思うほど、さわやかな香りと、甘味と、苦味と、それぞれが同居していて面白い。
合わせるなら香りの強すぎない魚介に少し酸味を加えたようなものと合わせたら最高でしょう。
クラッカーとチーズなんかとも合いそうだなぁ…。
食中酒というよりは、おつまみを食べながら過ごすリラックスタイムに飲みたくなるお酒でした。
まとめ
今回は偶然スーパーで出会った新潟のクラフトビール『エチゴビール』を紹介させていただきました。
忖度抜きで美味しかったな。
個人的にはこしひかり越後ビールが一番好みだったかな?んーFLYING IPAも捨てがたいけど・・・常飲するならこしひかり越後ビールを選ぶと思います。
のんびりふんわり白ビールについては、単純に僕が甘味の強い飲み物があまり得意じゃないので、単に好みじゃなかっただけで美味しかったですよ。
そんなにビールが得意じゃないけど、日本酒の大吟醸とかが好きな人は結構好きかもしれませんよ!
今回店頭にあった分は全種類買ってきたのですが、調べてみるとまだまだ種類もある様子。
これはすぐにでも第二弾を書かねばなるまいか・・・!
などと思いつつ、お試しになったことがない方は見かけたら是非一度飲んでみてください。
んでは、さいなら。