一足飛びに訪れた夏日
例年よりも少々早く訪れた夏日。春を通り越して一気に夏になったような陽気に、体調が追いつかない方も多いのではないでしょうか?
えぇ、僕はついて行けませんでした。
夜ごと酒をかっくらい、まだ季節の変わらない布団にくるまり、起きた頃には汗だくで腹だしとるわけです。
汗をかけば体温は下がりますし、ミネラルも水分もごりごり削られ、見事バテバテになってしまったというのが顛末です。
幸いまだ熱中症を警戒するほど暑くはありませんが、私の二の足を踏まないように、早めに対策していきましょうというお話でございます。
目次
夏バテ知らずの爽快な夏!今すぐできる食とライフスタイルのヒント
夏バテってなんなのかと言うと、高温多湿な環境によって引き起こされる体調不良の総称です。疲労感、食欲不振、倦怠感、頭痛、めまいなどが主な症状です。
「最近疲れが取れないなー」とか、「ずっとうっすら頭痛い」とか、人事異動やら就職やら転職やら、色々と事情が重なって忙しかったのが落ち着き始めた5月。
「疲れが出たのかな?」と思いきや、案外それは夏バテの症状かもしれません。
夏バテの原因は?
- 脱水症状: 汗をかいて失われる水分やミネラルが不足し、体内の水分バランスが崩れる
- 自律神経の乱れ: 暑さや冷房による温度差で、自律神経が乱れ、体調不良を引き起こす
- 栄養不足: 食欲不振による栄養不足が、体の抵抗力を低下させる
このあたりが主な原因です。
食生活でできる夏バテ対策
- 水分補給を意識する
こまめに水分補給を行い、脱水症状を防ぎましょう。水だけでなく、麦茶やスポーツドリンクなどを活用するのもおすすめです。
スポーツドリンクは実は糖分がかなり入ってるので、摂りすぎには注意!
どのくらい水分補給すれば良いかは体格によっても違いますが、少なくとも1日1.5L、
できれば2L程度は摂るように意識しましょう。
喉が渇くのは脱水症状の初期症状なので、喉が渇く前に少しずつ飲むのがポイントです。
普段から気軽に飲むのは薦めませんが、慢性的に喉が渇いたり、脱水症状が見受けられるようであれば、経口補水液を飲むのも良いでしょう。
僕は水分補給が苦手でしたが、スケジュールを作って、定期的に決めた量の水分補給をすることにして、少しずつ飲める量を増やしていきました。
水分補給が苦手な方は是非やってみてください。 - 夏野菜を積極的に摂取する
きゅうり、トマト、ゴーヤ、ナスなどの夏野菜は水分とビタミンが豊富です。
積極的に食事に取り入れましょう。
ナスはあんま栄養がないよー!って意見もありますが、ナスは油分を摂取しやすくしてくれるので、あっさりしたものばかりでカロリーがなかなか摂れない時に活用しましょう! - 食欲がないときは無理せず
食欲がないときは、無理に固形物で食事をとろうとせず、スープやゼリーなど消化に良いものにするのも良いでしょう。
なにがなんでも栄養は体に叩き込まなきゃいけません。
摂取しやすい形を取り入れていきましょう。 - 栄養バランスを意識する
夏バテ予防には、ビタミンB群、ビタミンC、ミネラルなどの栄養素が重要です。肉類、魚類、卵、大豆製品などをバランス良く摂取しましょう。
僕の場合は食欲なくても汁物は食べられるので、とりあえず豚汁を作ることが多いです。
食欲が出ないときに食べられたもの、食べられなかったものを記録しておいて、自分向けのレシピを作っておけると良いですね。 - 冷たい食べ物ばかり食べない
冷たい食べ物ばかりを食べると、胃腸が冷えてしまうことがあります。温かいものも取り入れて、胃腸の調子を整えましょう。
これは個人的な感覚ですが、食欲不振の時に特に食べづらいものは、『脂っこいもの』『食感が強い物』『甘味が強い物』です。
暖かい物でも、甘みを控えた煮物とか、先ほど豚汁と言いましたが、意識的に具沢山にすれば味噌汁だってもちろん構いません。
食欲を促進する手段として、ケイジャン料理等スパイシーなものを採用する手もあります。
鶏肉をヨーグルトに漬け込んで、ケイジャンスパイスをまとわせて焼けばタンドリーチキン。
カレーピラフとかジャンバラヤにでも乗っけてレモン汁でもかけたらほら、ねえ、どうですか(?)
胃腸が弱っている時にあまり辛みが強い物はおすすめしませんので、その点ご注意ください。
ともかく、暖かい物を意識的に摂取するのは大切です。
ライフスタイルでできる夏バテ対策
- 十分な睡眠をとる
睡眠不足は夏バテの原因となります。質の高い睡眠をしっかりとるようにしましょう。
睡眠時間を長く摂るのもそうですが、夜更かしは避けて、スマホいじりはほどほどに。 - 適度な運動をする
汗をかいて溜まった疲労物質を排出することで、夏バテ予防に効果があります。
五月病という言葉もありますが、初夏は精神的にも参りやすい時期。
運動はすべてを解決するとまでは言いませんが、過度でなければ運動をして悪いことはほとんどありません。
夜シャワーを浴びる前に20分ウォーキングと言った軽いもので構いませんから、運動する習慣を作りましょう。 - エアコンの使い過ぎに注意する
エアコンの使い過ぎは、室内の乾燥や体温調節機能の低下を招きます。適度な換気をしながら、適切な温度設定を心がけましょう。
扇風機なんかも良いと思いますが、実はめちゃくちゃ体温も水分も奪うので、直接風は当てないようにして、室内の空気を循環させるイメージで使ってあげましょう。
冷房を高めの温度に設定し、扇風機で空気を動かして部屋全体を冷ますようにすると効果的です。
(直接風を当て続けると乳幼児なら死んでしまう危険性すらあるそうですので、一応甘く見ないようにしましょうね) - ストレスを溜めない
ストレスは体調を崩しやすくします。適度にリフレッシュできる時間を作るようにしましょう。
ヒトカラに行って心行くまでメタルコアを歌うあたりが一般的なストレス発散なのかなぁ、と思いますが、外出するのも面倒ですし、ご自身の好きなことをベースに趣味に費やす時間を作るのが良いでしょう。
ストレス発散については、スマートフォンやPCから離れられることをお勧めします。
取り組みやすいことで例を挙げれば、瞑想なんか良いかもしれません。
(冗談抜きでおすすめです。普段から原因もなく慢性的な不安感を持っている方等、是非一度試してみてください)
まとめ
夏バテは、食生活とライフスタイルの改善によってある程度予防することができます。
今回の記事を参考にしていただいて、自分に合った方法で暑い夏を元気に乗り越えましょう!
僕ははよ元気になります~。
なんでやぁ・・・