新潟でイタリアンといったら!のフレンドに行ってきましたよ。

日本全国の皆様こんにちは。
突然だけれど、イタリアンと言ったら何を思い浮かべるだろう。

まあ、当然ながらパスタやらピッツァやらナポリタン(?)とかドリア(?!)あたりでしょうかね。
ですが、そんな常識は新潟県では通用しません

新潟県で「イタリアン」といえばそう、それは「フレンド」「イタリアン」のことなわけです。

ということで、今回は新潟県は長岡市のご当地B級グルメ「イタリアン」をご紹介します。

目次

イタリアンとは

さてさて、イタリアンを知らない人に一言で説明しますと

ミートソースかけ焼きそばです。

焼きそばは麺はパスタ!とかってこともなく太めの中華麺で、見るからにソース焼きそば。
そこに子供が好きそうな感じ(雑感)のとろっとしたミートソースがかかっている、これがイタリアンです。

新潟県内各所に店舗がありますが、今回は長岡駅内の店舗に伺いました。
昼前だったこともあって10名ほど並んでいましたが、回転も速く思ったより早く注文の順番が来ました。

メニューと商品ディスプレイはこんな感じ。

安い!

この物価高騰の時代にちょっと心配になってしまうレベル。

今回は通常のイタリアン並盛を注文して、すぐ裏のフードコートで食べていくことに。

見よ、これがイタリアンだ。

まさにミートソースかけ焼きそば。
なにをどうしてこれをイタリアンと命名したのか発想の出所が不思議でならないけれど、冷静に考えれば焼きそばにミートソースをかけるのがそもそも突飛な発想なのだから当然っちゃ当然か。

具材は小さく刻まれたキャベツ、たっぷりのもやし、ミートソースにはひき肉とスイートコーン。

さて、ではさっそく頂きます。

あ~、これはまさしくB級グルメだ。

ミートソースはそんなに主張が強くなくて、酸味の薄いマイルドなソース。
極端に甘味が強かったり、塩味が強かったりすることもなく、咀嚼するとふわっとミートソース感が漂う。
焼きそばも普通の焼きそばなんだけど、意外とスパイシー。
後味にじんわり香辛料の気配がする。

試しに混ぜて食べてみると、お互いがぼんやりとした印象になってしまったので、個人的には混ぜないで食べるのがおすすめ。

咀嚼しているとたまに感じるコーンの甘味がなかなか嬉しくて、存外スパイシーな風味ともマッチしていた。

正直に言って飛びぬけて美味しい!といった印象ではなかったのだけれど、やっぱり独自性があって、郷愁を誘う味というか、これぞご当地B級グルメといった雰囲気でとても楽しめた。

思えば我が地元にもB級グルメはあったけれど、焼きそばにじゃがいもが入っていたり、ソース味の唐揚げだったり、飛びぬけた美味しさとかよりも、地域に根付いた味、いわば我が家の味のような独自性が大切なんだろうなぁと思った今日この頃でした。

新潟にお越しの際には「イタリアン」是非一度食べてみてください。

んでは、ごちそうさまでした。

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この記事を書いた人

全国津々浦々移住を繰り返す流浪の民です。
料理家で元作曲家で元伝統工芸士等々なにやってんだかよくわからん人。

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